まず始めに言っておきたいのは、Photoshopは偉大な画像編集アプリケーションです。何でもできてしまうアプリケーションのため、初心者は何をしていいかわからず何もできなくなることがよく起こります。または、何かチョットいじったらスゴイ効果がでたことに喜んだのも束の間、したいことをするにはどうしていいのかわからないという事態に陥ります。
僕も、陥りましたし、未だ陥っているように思います。そこから抜け出すために、僕の調べたこと・経験したことをメモしておくので、参考にしてください。
二つの方向性
Photoshopの使い方には、大きく二通りあると思います。
ひとつは、芸術的な使い方です。見たこともない表現を編み出したり、頭の中のイメージを試行錯誤しながら作り上げていくといった芸術路線を突っ走る使い方のことです。
もうひとつは、画像処理的な使い方です。ある程度芸術的なセンスは必要とされつつも、既知の操作で目的の画像を作るといった画像処理としての使い方です。
芸術的な使い方もノウハウが公開され、画像処理的な使い方になってしまうこともよくあります。ノウハウの蓄積は大事ですね。そして、このコンテンツで述べられることは全て後者の画像処理的な話です。芸術的な使い方をする上での基礎にはなるかもしれませんが、芸術的な使い方ができるようになるかは本人次第といえるでしょう。